医療保険に入らず後悔したブログの告白!貯金派が直面した大誤算
話題沸騰中の 医療保険に入らず後悔したブログの告白!貯金派が直面した大誤算について、多角的な視点をご紹介しています。
そもそも、なぜ「医療保険は入らなくていい」という言説がここまで広く普及したのでしょうか。その根拠とされてきたのが、日本が世界に誇る公的医療保険制度、とりわけ高額療養費制度の存在です。一般的な年収(約370万円〜約770万円)の現役世代であれば、1ヶ月あたりの自己負担上限額は「約8万円+α」に抑えられるため、「数百万円の貯金があれば民間保険は不要」と説かれてきました。
しかし、実際の入院生活ではこの制度の「対象外」となる費用が数多く存在します。ここに保険不要論の最大の落とし穴があります。
代表的な盲点が差額ベッド代の自己負担です。大部屋に空きがない場合や、病状により個室管理が必要になった場合、1日あたり平均で数千円から、都市部の大規模病院では1日1万円〜3万円以上かかることも珍しくありません。高額療養費制度は差額ベッド代や入院中の食事代(標準負担額)、パジャマなどのレンタル代には一切適用されず、全額自己負担となります。
さらに見逃せないのが、高額療養費制度が「月単位(1日〜末日)」で計算される仕組みです。例えば、月末から月をまたいで2週間の入院をした場合、月ごとの医療費がそれぞれ上限額に達しなければ、両方の月で全額自己負担が発生し、合計の支払額が跳ね上がるケースがあります。制度の仕組みを正しく把握していなかった人ほど、病院の会計窓口で大きなショックを受けることになります。