神経内科と脳神経内科の違いとは?看板変更の真相と受診先の見極め方
神経内科と脳神経内科の違いとは?看板変更の真相と受診先の見極め方について詳しく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
初めて脳神経内科の診察室へ足を踏み入れる際、患者がどのような検査を受けるのかを知っておくことは受診のハードルを大きく下げます。脳神経内科の初診における検査内容は、一般的な内科とは大きく異なる独自の手法が取られます。
初診時の診察は、打腱器(ゴムハンマー)を用いた反射の確認から始まります。医師が膝や肘を軽く叩いて腱反射の強さを診たり、足の裏を棒でこすって病的反射(バビンスキー反射)が出現しないかを確かめたりします。さらに、目を動かして眼振がないか、指先を自分の鼻と医師の指へ交互に正確に付けられるか(指鼻試験)、直線上をふらつかずに歩行できるかといった一連の「神経学的診察」を行います。これらは脳や脊髄のどこに病変が存在するかを絞り込むための極めて精密な徒手検査です。
その後、必要に応じて画像検査(頭部CTや高磁場MRI/MRA)を実施し、微細な脳梗塞巣や脳動脈瘤、脳萎縮のパターンを可視化します。さらに筋肉や末梢神経の伝導速度を測定する電気生理学的検査や、髄膜炎・多発性硬化症が疑われる場合の脳脊髄液検査など、高度な専門検査が段階的に組み合わされます。初診にかかる費用は、頭部MRI検査を含めた場合、健康保険3割負担の窓口払いでおおむね7,000円から1万円程度が標準的な相場となります。