朝ドラ『マッサン』主題歌「麦の唄」が名曲と呼ばれる理由と誕生秘話

朝ドラ『マッサン』主題歌「麦の唄」が名曲と呼ばれる理由と誕生秘話に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。

NHK連続テレビ小説の通算91作目となった『マッサン』は、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝とそのスコットランド人妻・リタの実話をモデルにした作品です。ヒロインに初めて外国人女優(シャーロット・ケイト・フォックス)を起用するという朝ドラ史上初の試みにおいて、制作統括の櫻井賢チーフプロデューサーが主題歌の書き手として真っ先に思い浮かべたのが中島みゆきでした。

制作側は「故郷を遠く離れ、言葉も文化も異なる日本で生きるエリーの孤独と勇気を支える、力強い包容力を持った歌」を求め、中島みゆきへ熱烈なラブコールを送りました。これに対し、当時の中島みゆきは「本当に私でいいんですか? 朝っぱらから中島みゆきのドロドロした声で大丈夫ですか?」とユーモアを交えて返答したという有名なエピソードが残されています。

しかし、企画書の熱意と「異国の地で奮闘するヒロインへの応援歌」というコンセプトに深く共鳴した中島みゆきは快諾。完成した「麦の唄」は、単なる劇伴の枠を越え、過酷な道を切り拓くすべての開拓者たちの背中を押す大作へと昇華されました。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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