愛猫を襲う劇痛の正体とは?重症口内炎の最新治療と痛みのサイン
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難治性の症例において、薬物療法のみで持続的な寛解を得ることは容易ではない。そこで第一選択として確立されているのが、病因となる歯そのものを取り除く外科手術だ。日本小動物歯科研究会などの学術組織が発表する臨床データでも、臼歯抜歯または全口抜歯手術を実施した症例の約7〜8割において、著しい症状の改善や痛みの消失が確認されている。
「歯をすべて抜いてご飯が食べられるのか」と不安を抱く飼い主は多い。しかし、猫はもともとフードを丸飲みする習性があり、痛みの原因である歯と抗原(歯垢)が消失することで、かえって抜歯後の方がスムーズに食事を摂取できるようになる。歯根を残さず精密に抜去する高度な技術が求められるが、根本的な解決を目指す上で最も強力な選択肢であり続けている。