黒子のバスケ事件の真相と犯人の動機|脅迫の経緯から渡邊博史の現在まで
黒子のバスケ事件の真相と犯人の動機|脅迫の経緯から渡邊博史の現在までにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
なぜ犯人は執拗に特定の作品を標的としたのか。2013年12月に威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、当時36歳の無職・渡邊博史でした。
取り調べや裁判の過程で明らかになった犯行の動機は、世間に大きな衝撃を与えました。渡邊と作者の藤巻忠俊氏との間には、金銭トラブルや直接的な確執はおろか、個人的な面識すら実質的に存在していなかったためです。
渡邊の供述によると、高校時代に同じ学校空間に存在していながら、自身が人生の落伍者として非正規雇用や貧困に苦しむ一方で、藤巻氏が若くして大ヒット漫画家として成功したことに対し、凄まじい嫉妬と劣等感を抱いたことが動機でした。犯人は自身の犯行をネットスラングを用いて「喪男(もてない男性)の反乱」と位置づけ、「恵まれた人生を送る成功者を引きずり下ろしたかった」「自分の人生の惨めさを世間に見せつけるための自爆テロだった」と語りました。