痛いしこりニキビの最速治し方!粉瘤との見分けと皮膚科最新治療
痛いしこりニキビの最速治し方!粉瘤との見分けと皮膚科最新治療の詳細解説をご紹介します。役立つ情報が満載です。
顔や首にできた硬いしこりは、必ずしもニキビとは限りません。一見すると酷似していながら、病態も治療法も全く異なる疾患として「粉瘤(アテローム)」と「面疔(めんちょう)」が挙げられます。これらを誤認して放置したり間違った処置を行ったりすると、重篤な感染症や整容的な後遺症につながる危険があります。
しこりニキビと粉瘤の違いや見分け方において最も決定的なのは、「袋(嚢腫)の有無」と「中央の開口部(黒点)」です。粉瘤は毛穴の一部が皮膚の内側に落ち込んで袋状の構造を作り、その中に本来剥がれ落ちるはずの角質と皮脂が何ヶ月・何年もかけて蓄積していく良性腫瘍です。したがって、炎症を起こしていない平時は痛みがなく、徐々に巨大化していく特徴があります。中央に黒い小さな点(ヘソ)が見られることが多く、強く圧迫するとドロドロとした悪臭を放つ粥状物が出てきます。
一方、面疔としこりニキビの判別においては、「感染菌」と「進行スピード」が鍵を握ります。面疔はアクネ菌ではなく毒性の強い黄色ブドウ球菌が毛包深部に感染して起こる急性化膿性炎症です。特に眉間から鼻下、上唇周辺の「危険三角(デンジャー・トライアングル)」に好発し、触れなくてもズキズキと激しく痛み、患部が熱を持って赤く大きく腫れ上がります。重症化すると顔面静脈を通じて頭蓋骨内の海綿静脈洞に細菌が侵入し、激しい頭痛や高熱を引き起こすリスクすら孕んでいます。