再開発から2年、渋谷・桜丘のカフェカルチャーが遂げた「異次元の進化」と隠れ家のいま
再開発から2年、渋谷・桜丘のカフェカルチャーが遂げた「異次元の進化」と隠れ家のいまの要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
桜丘のカフェ史を語る上で避けて通れないのが、かつてこの地で愛された「ヤギのいるカフェ」の存在だ。渋谷の喧騒の中に動物がいるというシュールな光景は、この街の自由な気風を象徴していた。
その店舗自体が姿を変えた今も、そのスピリットは周辺の個人店に受け継がれている。マニュアル通りの接客ではなく、店主の偏愛とも言えるこだわりが詰まった店が多い。ある店ではヴィンテージのスピーカから流れるジャズにこだわり、またある店では自家製のスパイスシロップを使ったチャイで勝負する。チェーン店には真似できない「個人の顔が見える店」が、今も桜丘のアイデンティティを支えている。