ポンチョを着たピカチュウ高騰の真相|相場とPsa10・偽物見分け方を徹底解説
ポンチョを着たピカチュウ高騰の真相|相場とPsa10・偽物見分け方を徹底解説の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。
秋葉原や中野、大阪日本橋のトレカ専門店を取材すると、ショーケースに並ぶ「ポンチョを着たピカチュウPSA10」の多くにはASK表示や数十万円以上のプライスタグが掲げられています。なぜこれほどまでにPSA10の獲得難易度が高いのでしょうか。
当時のスペシャルBOXは、紙製の仕切りの中にカードが裸、あるいは簡素なOPP袋に包まれて封入されている仕様でした。そのため、製造・梱包段階で初期傷(裏面の微細な白欠けや角の甘さ)、輸送時の擦れが発生しやすい構造だったのです。大手鑑定機関PSAのデータを見ても、現行のパック産カードと比べてXY期のプロモカードはPSA10の取得率が著しく低く、鑑定枚数の絶対数が限られています。
都内トレカ専門店のチーフバイヤーは次のように証言します。
「お客様から『未開封BOXを持ってきた』と持ち込まれて開封・鑑定に出しても、センタリングのズレや初期白欠けでPSA9止まりになるケースが多々あります。素体であれば満額買取が出せない微小傷でも、PSA10の刻印があるだけで評価額が2倍から3倍に跳ね上がるため、完全無欠の個体はコレクターが手放さず、市場に出てくること自体が極めて稀です」