絶壁をくり抜く果肉感、80年越しの甘味革命。「目白 志むら」が魅せる老舗かき氷と和菓子の真髄

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初めて志むらのかき氷を目にした人は、誰もがその圧倒的な造形に息をのむ。器の片側に寄せて高く盛られた氷は、まるで垂直にそり立つ白い断崖絶壁だ。その急斜面に沿って、果肉の粒感がしっかり残った特製の生シロップが豪快に回しかけられている。

看板メニューである「生イチゴ」は、一般的なシロップというよりも果実そのものを贅沢に煮詰めたコンフィチュールに近い。甘酸っぱい苺の香りが鼻腔をくすぐり、スプーンを入れると、氷のふんわりとした食感とともに甘みが一気に口いっぱいに広がる。最後まで味が薄まることなく、まるで上質なデセールを味わっているかのような満足感が残る。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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