ドイツ式入れ歯の真実|外れない理由と費用相場・後悔しない選び方
ドイツ式入れ歯の真実|外れない理由と費用相場・後悔しない選び方に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。
一口にドイツ式入れ歯と言っても、口内の残存歯の本数や歯周組織の状態に応じて主に3つの代表的な技法が使い分けられています。患者ごとの口腔状態に合わせた適切な設計が、長期的な満足度を左右します。
1つ目は、円錐形の二重冠によるクサビ効果で固定するコーヌスクローネです。臨床現場でのコーヌスクローネの評判は非常に高く、強固な維持力と優れた咀嚼力を誇ります。ただし、土台となる歯に一定以上の骨の支えが必要となるため、残存歯の健康状態が比較的良好な症例に向いています。
2つ目は、義歯の内部に小さな鍵(レバー)を組み込み、指先でロックを開閉するリーゲルテレスコープの特徴を持つ技法です。残存歯への着脱時の負担がほぼゼロに抑えられるため、歯周病でやや揺れがある歯や、神経を抜いた強度の弱い歯が混在している場合でも安全に適応できます。
3つ目は、残存歯が残り1〜3本と極めて少なくなった重度症例に対応するレジリエンツテレスコープです。あえて歯と外冠の間にわずかな遊び(沈下量)を設け、噛んだときの力を歯茎の粘膜全体で受け止める構造になっています。万が一残った歯を失うことになっても、義歯自体を作り直すことなく簡単な修理で総入れ歯へ移行できる設計思想が貫かれています。