太宰府の最奥・天開稲荷社で天に道を開く!奥の院の真相と正しい参拝法
太宰府の最奥・天開稲荷社で天に道を開く!奥の院の真相と正しい参拝法にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
天開稲荷社の歴史は古く、鎌倉時代末期(13世紀末〜14世紀初頭)に京都の伏見稲荷大社から宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ=倉稲魂命)を御分霊として勧請したことに始まります。九州における伏見稲荷の分霊社としては極めて古い歴史を誇り、古くより太宰府天満宮を守護する地主神的な役割も担ってきました。
主祭神である宇迦之御魂神は、古事記や日本書紀に登場する食物・農業の神ですが、中世以降の商業・工業の発達とともに「商売繁盛」「産業振興」「家内安全」の神としても広く信仰されるようになりました。天開稲荷社が他の稲荷社と一線を画すのは、「天開」という極めて縁起の良い神号を冠している点です。人智を超えた困難に直面した際、運命の扉を押し開き、光明を授ける守護神として歴代の社僧や武家からも篤く尊崇されてきました。