オールバックが横に広がる原因解明!サイドの浮きを抑えるプロの技
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スタイリングの成否の8割は、整髪料をつける前のドライヤー段階で決まります。髪の主成分であるケラチンタンパク質は「熱を与えて温めると柔らかくなり、冷めるときに形状が固定される」という水素結合の性質を持っています。この原理を無視して濡れた状態にいきなり整髪料をつけたり、漫然と乾かしたりしていては、どれほど強力なワックスを使ってもサイドを抑え込むことはできません。
プロの理容師が実践するオールバックのドライヤーの乾かし方は、以下の4ステップで構成されています。
まず、髪全体を根元からしっかり濡らした後、タオルドライで余分な水分を拭き取ります。次に、前髪とトップを立ち上げながら温風を当て、全体を7割程度まで乾かします。ここからが最も重要なサイドの処理です。
オールバックのサイドを抑える最大のポイントは、手のひらまたは目の細かいコームを使い、側頭部の髪を真上から軽く押し付けながら「斜め後ろ下」に向かって適度なテンション(引っ張り)をかけることです。この状態でドライヤーの温風を根元に集中して3〜5秒当て、毛根の立ち上がりを寝かせます。
そして絶対に省いてはならないのが「冷風への切り替え」です。温風を当てた直後、手のひらでサイドを頭皮に密着させたままドライヤーを冷風に切り替え、同じ場所に冷風を5秒間当て続けます。熱が完全に抜けるまで手のひらを離さないことで、寝かせた根元の形状が記憶され、時間が経っても膨らまない強固なベースが完成します。