親杭横矢板工法のメリットと落とし穴|崩壊を防ぐ施工とコストの真相
親杭横矢板工法のメリットと落とし穴|崩壊を防ぐ施工とコストの真相に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。
Q1:横矢板にはどのような材質が使われますか?
A1:一般的には厚さ30mm〜60mm程度の松や杉の木製矢板(マツ板)が使用されますが、掘削深さが深い現場や長期仮設となる現場では、曲げ強度と耐久性に優れたプレキャスト鉄筋コンクリート製(RC矢板)や鋼製横矢板が採用されます。
Q2:親杭の引き抜きを行わず、埋め殺し(残置)にすることは可能ですか?
A2:構造上・工程上は可能ですが、将来的な土地の資産価値低下や再開発時の地中障害物となるため、公道部や発注者基準で残置が厳格に禁止されているケースが一般的です。引き抜く際は必ずセメント系スラリーの圧入充填を行わなければなりません。
Q3:横矢板の裏込め材には何を使用するのが最も安全ですか?
A3:砂(山砂・川砂)の充填が基本ですが、湧水が見られる箇所や隙間が大きい場合は、セメント系無収縮モルタルや発泡ウレタン系裏込材を使用することで、細粒分の流出と背面空洞の発生を確実にシャットアウトできます。