コミックボンボン廃刊の衝撃理由!コロコロ覇権争いと名作裏話
話題沸騰中の コミックボンボン廃刊の衝撃理由!コロコロ覇権争いと名作裏話について、多角的な視点をご紹介しています。
講談社が発刊していた『月刊コミックボンボン』は、創刊直後から独自の尖った誌面構成で異彩を放っていた。小学館の『月刊コロコロコミック』が王道の小学生向けカルチャーを包摂していたのに対し、ボンボンは少し上の年齢層や、プラモデル・ゲームのディープなマニア層をターゲットに据えた。このポジショニングの違いこそが、80年代から90年代半ばにおける「二大児童漫画誌時代」の火種となる。
しかし、90年代後半に入ると、ゲームハードの世代交代やトレーディングカードゲームの大ブームにより市場の構造が激変する。ライバル誌がメガヒットコンテンツを次々と巻き込んで部数を伸ばす中、ターゲット層の微妙な高年齢化やホビーブームの収束が直撃し、発行部数は低迷。紙媒体としての維持が困難という出版業界のシビアな現実が、終焉を決定づけたのだ。