胃薬を飲んでも胃が痛い原因とは?放置厳禁の重病リスクと受診目安
胃薬を飲んでも胃が痛い原因とは?放置厳禁の重病リスクと受診目安について見逃せない ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。
Q1:市販薬を何日飲んでも痛みが続く場合、病院に行くべきですか?
A1:市販の胃薬を2〜3日継続して服用しても痛みが改善しない場合は、ただちに服用を中断して消化器内科を受診してください。その期間で軽快しない胃痛は、市販薬では対応できない潰瘍、ピロリ菌感染、胆のう・膵臓の病変、あるいは機能性ディスペプシアである可能性が極めて濃厚です。
Q2:胃痛で背中まで痛む場合、どんな危険な病気が考えられますか?
A2:みぞおちから背中にかけて突き抜けるような痛みが走る場合、急性膵炎、膵臓がん、胆石症、胆嚢炎などの消化器・胆膵系疾患が強く疑われます。また、虚血性心疾患(急性心筋梗塞)や大動脈解離といった循環器系の致死的疾患の初期症状として背部痛・胃痛が起こるケースもあるため、自己判断で胃薬を飲んで放置することは極めて危険です。
Q3:胃カメラ検査は苦しいですか?鎮静剤を使えば楽に受けられますか?
A3:現代の内視鏡検査では、希望に応じて少量の鎮静剤(静脈麻酔)を使用するクリニックが主流となっています。鎮静剤を使用した場合、ウトウトと眠っている間に検査が終了するため、苦痛や嘔吐反射をほとんど自覚することなく受けられます。また、鼻から細いスコープを通す経鼻内視鏡も舌根部に触れないため喉の反射が非常に少なく、身体への負担が大幅に軽減されています。
Q4:痛むときに手元にあった頭痛薬(ロキソニン等)を飲んでも大丈夫ですか?
A4:絶対に飲んではいけません。ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、胃粘膜を保護するプロスタグランジンの生成を強力に阻害し、胃粘膜の血流を低下させます。胃痛に対して服用すると胃壁の損傷を劇的に悪化させ、薬剤性胃潰瘍や消化管出血(吐血・下血)を誘発する重大な引き金となります。