新生児のうんちの色でわかる危険信号!緑・白・赤の正体と受診基準

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オムツ替えのたびに一喜一憂してしまう保護者にとって、最大のリスクは「危険な兆候を見逃すこと」と「無害な生理現象に過剰に怯えて育児ノイローゼに陥ること」の2点にあります。色が語る体内のメカニズムを正しく知ることで、無用なパニックを防ぐことが可能です。

まず、生後0日から2日頃にかけて排泄される黒緑色で粘り気のある便は「胎便(たいべん)」と呼ばれます。これは胎児期に羊水とともに飲み込んだ皮膚の角質細胞、産毛、腸液などが蓄積したもので、無臭かつ正常な排泄です。授乳の開始に伴い、便は暗緑色から徐々に茶褐色、そして鮮やかな黄色へと移行していきます。この胎便から黄色への経緯は生後4〜5日程度で完了するのが標準的なプロセスです。

生後数日から数週間に最も多くの親を驚かせるのが緑色の便です。この新生児うんち緑色理由の正体は、肝臓から分泌される胆汁に含まれる色素「ビリルビン」にあります。通常、ビリルビンは黄色を呈していますが、腸内に長時間滞留したり、腸の動きが活発で空気とともに排泄されたりすると、空気に触れて急速に酸化し、濃い緑色(ビリベルジン)へと変色します。赤ちゃん本人が普段通り母乳やミルクを飲み、腹部の強い張りや嘔吐がなければ、緑色の便は医学的に全く問題のない生理的反応です。

一方、絶対に見過ごしてはならないのが「白・淡黄色」と「赤・黒」の異常サインです。

便が淡い黄色、クリーム色、あるいは白みを帯びて灰色に近い状態になっている場合、新生児うんち白い危険性として最も警戒すべき疾患が「胆道閉鎖症」です。これは肝臓で作られた胆汁を十二指腸へと送る胆管が炎症を起こして詰まり、胆汁が腸に流れ込まなくなる難病です。本来便を黄色や茶色に着色するビリルビンが届かないため、便が脱色されて白くなります。

胆道閉鎖症は早期発見が生後60日以内の葛西手術(肝門部空腸吻合術)の成功率に直結するため、母子健康手帳に必ず挟み込まれている胆道閉鎖症便色カードでの確認が極めて重要です。1番から3番の便色が出現した場合は、その日のうちに小児科を受診しなければなりません。4番以降であっても、徐々に色が薄くなっている場合は直ちに専門医の診察を受ける必要があります。

また、便に赤色が混じる場合、新生児血便原因と受診目安は多岐にわたります。便の表面に点状やすじ状に鮮血が付着している程度で、赤ちゃんの機嫌がすこぶる良い場合、授乳時に母親の乳頭が切れて飲み込んだ血液がそのまま排泄されたケースや、排便時のいきみによる肛門部の裂傷(切れ痔)が疑われます。

しかし、便全体が赤黒いイチゴジャム状になっている場合や、黒いタール状の便(メレナ)、あるいは大量の鮮血が噴出するように出た場合は、腸重積症や新生児メレナ(ビタミンK欠乏性出血症)、壊死性腸炎などの急性重症疾患の疑いが生じます。激しい啼泣(泣き叫び)や不機嫌、顔面蒼白、嘔吐が伴う場合は、躊躇せず救急搬送を要請する決断が求められます。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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