ランボルギーニ・ディアブロの価格高騰はなぜ?SvとVtの違いや真相
ランボルギーニ・ディアブロの価格高騰はなぜ?SvとVtの違いや真相について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
約11年間にわたる生産期間の中で、ディアブロは走行特性や駆動方式の異なる魅力的なバリエーションを次々と投入しました。特に購入検討者やファンの間で比較されるのが「VT」と「SV」のキャラクター差です。
■ ディアブロ VT(Viscous Traction)
1993年に登場したVTは、スーパーカーに革新的なビスカスカップリング式4WDシステムを導入した記念碑的モデルです。後輪のスリップを感知すると自動的に前輪へ最大25%のトルクを配分する構造により、492馬力の強烈なパワーを誰でも安全かつ路面に余すことなく伝えられるスタビリティを獲得しました。1995年には、ルーフパネルを脱着できる「ディアブロ ロードスター」もVTをベースに追加され、優雅なオープンエアクルーズと強烈な走りを両立して北米を中心に大ヒットを記録しました。
■ ディアブロ SV(Super Veloce)
1995年のジュネーブモーターショーで発表されたSVは、あえて4WDではなく伝統の後輪駆動(2WD)にこだわり、車体を軽量化したハードコア仕様です。「スーパー・ヴェローチェ(超高速)」の名に恥じず、エンジン出力を510ps(後期型では530ps)まで引き上げ、調整可能な大型リアウイングや専用のフロントバンパー、サイドの巨大な「SV」デカールが装着されました。車重を切り詰めたダイレクトな操縦性は、ピュアドライバーズカーを求める熱心なマニアから今なお絶大な支持を集めています。