ロバート・レッドフォード代表作総まとめ!不朽の名演と現在の姿
ロバート・レッドフォード代表作総まとめ!不朽の名演と現在の姿の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
ロバート・レッドフォードのキャリアを決定づけた最大の転機は、1969年公開のアメリカン・ニューシネマの傑作『明日に向って撃て!』でした。実在した伝説の銀行強盗コンビを描いた本作で、レッドフォードは寡黙で凄腕のガンマン、サンダンス・キッド役を熱演。陽気で頭脳明晰なボスのブッチ・キャシディを演じたポール・ニューマンとの抜群のコンビネーションは、世界中の観客を熱狂させました。
当時、すでにトップスターだったポール・ニューマンに対して、レッドフォードはまだ新進気鋭の若手俳優でした。しかし、二人が画面越しに放つ独特のリスペクトとユーモアは、単なる共演を超えた「生涯の友情」へと昇華します。バート・バカラックの名曲「雨にぬれても」が流れる名シーンや、崖からのダイビング、そしてラストのセピア色に染まるストップモーションまで、本作は映画史に刻まれる伝説となりました。
反体制の空気が色濃かった1960年代末のアメリカにおいて、体制に抗いながらもどこか哀愁を漂わせるレッドフォードの佇まいは、若者たちにとっての新たなアンチヒーロー像として鮮烈に記憶されたのです。