宝塚男役から脱皮した月船さららが語るアートヌード解禁の覚悟
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彼女の役者人生における最大の転換点となったのが、劇作家・三浦大輔が監督を務めた映画『愛の渦』だ。密室で行われる性愛の交錯を描いた同作で、月船さららが演じたのは一見地味なOLでありながら、内面に底知れぬ欲望を秘めた女性だった。
劇中で見せた無防備かつ生々しい身体の露呈は、観客に強烈な毒と快楽を突きつけた。演出家・三浦大輔が引き出したのは、綺麗事のない人間の業である。清廉潔白な世界から一転、ドロドロとした人間の本質を裸体とともに曝け出した演出は、彼女の役者魂を極限まで鍛え上げる結果となった。