手根管症候群は何科へ?「手の外科専門医」を選ぶべき3つの理由を徹底解説
手根管症候群は何科へ?「手の外科専門医」を選ぶべき3つの理由を徹底解説についての最新情報を徹底解説します。
手根管症候群の最大の特徴は、圧迫される「正中神経(せいちゅうしんけい)」の支配領域に症状が限定される点です。具体的には、親指、人差し指、中指、そして薬指の親指側半分にしびれやピリピリとした痛みが現れます。小指には正中神経ではなく尺骨神経が通っているため、「小指だけは全くしびれていない」という点が他疾患と見分ける重要な指標となります。
病状の進行ステージに応じた初期症状のチェックリストは以下の通りです。
- 初期:明け方や就寝中に指先のしびれや痛みで目が覚める。手を振ったり指を曲げ伸ばしすると一時的に軽快する。
- 中期:日中も常に指先がジンジンし、感覚が鈍くなる。細かい紙をつまむ、ペットボトルのキャップを開ける動作に違和感を覚える。
- 進行期:親指の付け根にある筋肉(母指球筋)が痩せ細り、平らになる。親指と人差し指で綺麗な丸(OKサイン)が作れなくなる(猿手変形)。ボタンかけや小銭のつまみ上げが困難になる。
自宅ですぐにできる簡易検査として世界的に用いられているのが「ファレンテスト(Phalen test)」です。胸の前で両手の手の甲同士を直角にピタリと合わせ、手首を強く曲げた状態を60秒間キープしてください。この姿勢を続けたときに、親指から中指にかけてのしびれや痛みが明らかに強くなる場合、手根管症候群である可能性が極めて濃厚です。
また、手首の掌側の中央(手首のしわのあたり)をもう一方の手の指先で軽くトントンと叩いた際、指先に向けて電気が走るような響きがあるかを確認する「ティネル徴候(Tinel sign)」も有力なセルフチェック法の一つです。