独立から2年、自らの足で歩むファンク精神の真諦――堂本剛が40代後半で見せる「個」の音楽革命
独立から2年、自らの足で歩むファンク精神の真諦――堂本剛が40代後半で見せる「個」の音楽革命の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。
90年代後半、平成のポップカルチャーを象徴する存在として爆発的な人気を博した時代から、彼の内面には常に「本当の自分とは何か」という問いが渦巻いていた。当時の男性アイドル像といえば、提供された楽曲を華麗に歌い踊ることが当たり前とされていた時代だ。しかし彼は2000年代初頭から自作の楽曲を手がけ始め、自らの内面にある歪みや孤独を隠すことなく音に変えて提示してみせた。
周囲からの戸惑いや偏見も少なくなかったはずだ。それでも妥協することなくシンガーソングライターとしての道を泥臭く切り拓いてきた歴史が、今の彼の確固たる基盤となっている。型にはめられたスターではなく、一人の不完全な人間として生々しく生きる姿を提示し続けたことこそが、彼が長年にわたり世代を超えて愛され続ける最大の理由だろう。