ヨコヅナサシガメに刺された時の激痛と腫れ!毒性・応急処置を徹底解説
ヨコヅナサシガメに刺された時の激痛と腫れ!毒性・応急処置を徹底解説の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
サシガメ被害に関してネット上で散見されるのが、「吸血性サシガメが媒介するシャーガス病(原虫感染症)にかかるのではないか」という不安の声です。しかし、日本国内の野外で一般的に見られるヨコヅナサシガメは非吸血性の捕食性昆虫であり、シャーガス病原虫(Trypanosoma cruzi)を媒介するリスクはありません。
だからといって放置してよいわけではありません。人体に対して警戒すべきヨコヅナサシガメの危険性は主に以下の3点に集約されます。
- 局所的な組織損傷と強い炎症:注入された消化液の作用により、刺傷部を中心に赤紫色の硬結(しこり)や水疱、場合によっては小規模な組織壊死を伴う重度の腫れが発生します。
- アレルギー反応:異種タンパク質の注入に伴い、局所の激しいアレルギー性皮膚炎や、極めて稀ではあるものの体質によって全身性の蕁麻疹・アナフィラキシー様症状が引き起こされる懸念があります。
- 細菌による二次感染:激しい痒みや痛みに耐えかねて患部を掻き壊すと、黄色ブドウ球菌などが侵入し、蜂窩織炎(ほうかしきえん)へと重症化するリスクを伴います。