ボン・ジョヴィ「It's My Life」和訳と歌詞の真相!トミーとジーナの運命
ボン・ジョヴィ「It's My Life」和訳と歌詞の真相!トミーとジーナの運命の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
「It's My Life」がリリースされた2000年当時、ボン・ジョヴィは結成から16年を迎え、大きな転換期に立たされていました。1990年代中盤以降のグランジ/オルタナティブ・ロックの台頭やポップ・パンクの流行により、1980年代を牽引した王道スタジアム・ロック勢は「過去の遺物」として扱われかねない危機的な状況に置かれていたのです。
バンドは5年ぶりとなるアルバム『Crush』の制作にあたり、Backstreet BoysやBritney Spearsを手掛けヒットチャートを席巻していた名匠マックス・マーティンを共同プロデューサー・ソングライターとして招聘。フロントマンのジョン・ボン・ジョヴィ、ギタリストのリッチー・サンボラ、そしてマックス・マーティンの3者が膝を突き合わせて完成させたのが本曲でした。
音楽評論家の証言や公式インタビューによると、当時の現場では激しい火花が散ったといいます。リッチー・サンボラは当初、マックス・マーティンの起用に懐疑的でしたが、代名詞である「トーキング・モジュレーター(トークボックス)」を導入したことで、古き良きボン・ジョヴィ印の泥臭いロックと、2000年代的な切れ味鋭いビートが見事に融合。サビの「It's now or never(今しかない)」という一節は、リスナーに向けた激励であると同時に、音楽業界の荒波に抗い自分たちの居場所を証明しようとしたバンド自身の切実な覚悟そのものでした。