小倉〜新大阪の新幹線を格安で乗る方法|最安値比較と失敗しない鉄則
小倉〜新大阪の新幹線を格安で乗る方法|最安値比較と失敗しない鉄則を効率よく進めるための実践的なノウハウをピックアップして解説します。
ネット上の掲示板や旅行コミュニティで「新幹線を半額近くで乗る裏ワザ」として頻繁に語られるのが、日本旅行が販売する「バリ得こだま」です。通常の「のぞみ」指定席が片道1万4,720円であるのに対し、バリ得こだまを使えば片道8,000円台後半で小倉から新大阪まで移動できます。競合である近畿日本ツーリストなどの「トク特こだま」も同様の価格設定を敷いています。
これほどまでに劇的な低価格が実現できる背景には、明確な鉄道会社のビジネスモデルが存在します。山陽新幹線区間を走る「こだま」は各駅停車であり、通過待ちが多いため、ビジネス客が集まる「のぞみ」に比べて乗車率が著しく低迷します。JR西日本は自社で空席を抱えて走らせるよりも、旅行会社に募集型企画旅行用の団体座席枠として卸値で卸し、薄利多売で座席を埋める戦略を採っているのです。
しかし、破格の安さの裏には厳格な利用条件が課せられています。旅行商品であるため、通常のJR乗車券とは全く異なるルールで運用されている点を見落としてはなりません。
- 指定列車以外への乗車不可:乗り遅れた場合、後続列車の自由席への振替は一切できず、切符は完全に無効化されます。
- 途中下車・乗車変更の禁止:区間の途中駅で降りることはできず、日時変更を行う場合は一度キャンセルして再購入する必要があります。
- 所要時間の差:「のぞみ」が約2時間10分で結ぶ同区間を、「こだま」は退避を繰り返しながら約3時間30分から4時間かけて走ります。
取材班が確認した実用的な予約のコツとして、バリ得こだまは一部の「ひかり」にも設定されています。この「ひかり」指定席を確保できれば、こだまよりも停車駅が少なく、所要時間を約2時間40分程度まで短縮することが可能です。予約開始と同時にひかり運用枠を狙うのが、ベテラン旅行者の間では定番のテクニックとなっています。