代行とタクシーはどっちが安い?料金の損益分岐点と実質費用を徹底比較

代行とタクシーはどっちが安い?料金の損益分岐点と実質費用を徹底比較とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

乗車人数が2人以上になるグループ利用の場合、計算式はさらに複雑になります。タクシーは1台に最大4名まで同乗できるため、同方向の帰宅であれば運賃を割り勘にすることで1人あたりの負担額を劇的に圧縮できます。

対して複数人利用時の代行料金には特有の制約が存在します。代行の随伴車にお客を乗せることは「道路運送法違反(白タク行為)」として法律で厳格に禁じられているため、お客様側の自家用車の定員内に全員が収まる必要があります(代行ドライバー1名が運転席に座るため、5人乗り乗用車なら乗客は最大4名まで)。さらに、途中で仲間をそれぞれの自宅で降ろしていく「経由運行」を行うと、立ち寄り1箇所につき500円〜1,000円程度の経由料金や待機メーターが加算される仕組みです。

また、地域性による格差も見逃せません。公共交通機関が発達した大都市部ではタクシーの流し営業が捕まりやすくタクシー優位ですが、自家用車社会の地方都市(沖縄県、群馬県、栃木県、静岡県など)では代行業者の数が非常に多く、初乗り料金も割安に設定されているため、日常的に代行が選ばれるインフラとして確立されています。利用するエリアの移動インフラに応じた見極めが欠かせません。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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