関西テレビの株は買える?非上場の真相とフジHd・阪急阪神の投資戦略
関西テレビの株は買える?非上場の真相とフジHd・阪急阪神の投資戦略の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
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民放準キー局のなかでも、なぜカンテレは未上場を維持し続けるのでしょうか。その深層を探ると、日本の民間放送が歩んできた特殊な法規制と、関西財界の成り立ちに根差した関西テレビ非上場の理由が浮き彫りになります。
第一の理由は「マスメディア集中排除原則」と放送免許の保護です。地上波テレビ局は電波法に基づく免許事業であり、特定の資本や見知らぬ買収ファンドに発行済み株式を買い占められるリスクを極限まで排除しなければなりません。もし上場して株式が市場に流通すれば、アクティビスト(物言う株主)による経営干渉や敵対的買収のリスクに晒され、地域に根差した公共的報道機関としての独立性が揺らぐ懸念が生じます。
第二の理由は創業の原点にあります。関西テレビは1958年、阪急電鉄の創始者である小林一三の構想と関西財界の有力者たちによって産声を上げました。設立当初から「電鉄・興行資本(阪急・東宝)」と「産経新聞・フジテレビ系(フジサンケイ)」ががっちりとスクラムを組んで設立資金を拠出しており、あえて一般市場からエクイティファイナンス(新株発行による資金調達)を行う財務的必要性自体が存在しなかった歴史があります。