急激な乱視や歪みは危険?円錐角膜の原因と見え方・最新治療を徹底解説
急激な乱視や歪みは危険?円錐角膜の原因と見え方・最新治療を徹底解説の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
診断を受けた患者が最も不安に感じるのが「将来的に目が見えなくなるのではないか」という点です。結論から言うと、円錐角膜の失明リスクにおいて、光をまったく感じられなくなる完全失明に至るケースは極めて稀です。ただし、適切な処置を行わずに放置すると、重度の視力低下により日常生活や就労に大きな困難を伴う「社会的失明」の状態に陥る恐れがあります。
病期が最重度まで進むと、角膜の裏側にあるデスメ膜が破れ、前房水が角膜実質内に流れ込む「急性角膜水腫」を発症することがあります。これにより突然の激しい眼痛と急激な視力低下、角膜の白濁が生じ、治癒後も角膜に混濁(傷跡)が残って不正乱視をさらに悪化させます。不可逆的な角膜混濁を招く前に、進行段階に応じた適切なアプローチをとることが視覚の質を守る鍵となります。