神奈川県ダム貯水率推移の真相!宮ヶ瀬・相模の現状と取水制限の行方

神奈川県ダム貯水率推移の真相!宮ヶ瀬・相模の現状と取水制限の行方を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

現地である相模原市緑区の津久井湖周辺に足を運ぶと、普段は深いエメラルドグリーンの湖水に沈んでいるはずの湖底の赤土や岩肌が広範囲に露出し、かつて湖底に沈んだ旧道の遺構や橋脚の基礎が白日のもとに晒されています。

SNS上では、訪れた行楽客や近隣住民によって撮影された湖底の写真とともに、「津久井湖の水が消えた」「いよいよ蛇口から水が出なくなるのではないか」といった投稿が拡散され、数万件のインプレッションを獲得する事態となっていました。地域の飲食店店主は取材に対し、次のような実情を打ち明けています。

「昭和や平成の渇水を知る古くからの住民ほど、『あの時の悪夢が再来するのではないか』と過敏になっています。観光船の運航ルートが変わるほどの減水を目にすれば、一般の人が危機感を抱くのも無理はありません。連日、役所や水道局に問い合わせの電話を入れている人も見かけます」

しかし、この現場の光景こそが視覚的トラップとなっています。城山ダム(津久井湖)は、相模ダムから流れてくる水と津久井分水池を経由する水の結節点であり、下流の横浜市や川崎市などの浄水場へ直接送水する「前哨基地」です。渇水時には下流の需要を満たすために津久井湖の水位を敢えて限界まで引き下げ、上流の宮ヶ瀬ダムなどの貴重な貯水を守るという高度なオペレーションが行われているのです。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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