ギターのDm7が鳴らない理由とは?簡単フォームとセーハ克服の極意
ギターのDm7が鳴らない理由とは?簡単フォームとセーハ克服の極意に関する詳細情報を分かりやすくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。
指の構造上、どうしても関節のシワが弦に当たって音が鳴らない場合は、人差し指で2本の弦を同時に押さえるセーハの呪縛から一度離れるのが賢明な判断です。プロギタリストの現場でも状況に応じて柔軟に使い分けられている、Dm7簡単な押さえ方と実戦的なバリエーションを紹介します。
最も即効性があるのが「3本指を使ったセーハ完全回避フォーム」です。このフォームでは人差し指を小セーハにせず、あえて指を1本ずつ独立させて割り振ります。
- 人差し指:2弦1フレット
- 中指:3弦2フレット
- 薬指:1弦1フレット
- 4弦:開放(ルート音のD)
- 5弦・6弦:ミュート(消音)
この押さえ方を採用すれば、各指の先端(指先)をしっかりと立てて弦を押さえられるため、関節の溝に弦が逃げる現象を物理的に完全に防ぐことができます。Fコードを通過したギタリストであれば、指先を立てる感覚が既に身についているため、驚くほど澄んだ美しい響きを一瞬で鳴らせるようになります。
あわせてマスターしておきたいのが、初心者向け運指のコツとして不可欠な5弦6弦のミュート方法です。Dm7の最低音(ベース音)は4弦の開放弦(D音)でなければなりません。もし低音の5弦(A音)や6弦(E音)が不用意に鳴ってしまうと、コード全体の輪郭が濁り、低域が極めて不快に膨らんでしまいます。親指をネックの上から軽く回し込み、6弦と5弦の側面に触れておくスタイルが最も確実です。手の小さな奏者の場合は、中指の先端をほんのわずかに4弦の真上から伸ばして5弦に触れさせるか、あるいはピッキング時に4弦から下だけを狙ってストロークする意識を持つことが濁りのない演奏を担保します。
さらに、バンドアンサンブルやファンク系のカッティングで重宝されるのがDm7省略コードフォームです。ベーシストがルート音(D)を担っている状況下では、ギタリストがわざわざ4弦のDを弾く必然性はありません。この場合、1弦1F(F)、2弦1F(C)、3弦2F(A)の高音部3本だけを鳴らす「上3弦フォーム」や、4弦から2弦のみを鳴らして高域を抑えるミドルフォームなどを選択することで、音抜けが劇的に改善します。