痛くて開かない目にゴミが入った時の対処法!擦る危険性と安全な洗い方

痛くて開かない目にゴミが入った時の対処法!擦る危険性と安全な洗い方の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

特殊なシチュエーションにおいては、通常の対処法が通用しないばかりか、一刻を争う事態が存在します。状況に応じた厳格なプロトコルを把握しておく必要があります。

鉄粉や薬品が入った時の危険性

工場やDIY作業中に飛散する鉄粉や薬品が入った時の危険性は極めて甚大です。鉄粉は角膜に突き刺さると、涙の塩分と反応してわずか数時間で周囲の角膜組織を茶色く変色させる「錆環(さびかん)」を形成します。こうなると点眼や洗眼では絶対に除去できず、眼科で専用の医療器具を用いて削り取る処置が必要となります。

さらに危険なのが、漂白剤やカビ取り剤、セメント粉末などの「アルカリ性物質」です。酸性の薬品が角膜表面のタンパク質を凝固させて深部への侵入を食い止めるのに対し、アルカリは細胞膜の脂質とタンパク質を瞬時に融解させ、眼球深部へと浸透していきます。痛みの有無にかかわらず、その場で水道水を使い最低15分から20分間、強制的にまぶたを開いて眼球を洗い流し続けることが視力を残すための唯一の選択肢です。

コンタクト装着時の応急処置

レンズを装着している状態で異物が混入した際、レンズと角膜の間に異物が挟まると壊滅的な摩擦ダメージが生じます。コンタクト装着時の応急処置としては、無理にレンズをずらそうと擦るのではなく、まず人口涙液や目薬をたっぷりさして摩擦を減らします。その後、レンズの縁を優しくつまんで速やかに取り外してください。外したレンズに亀裂や破損がないか確認し、その日の再装用は避けるのが鉄則です。

子どもや赤ちゃんの目異物対処法

言葉で症状を訴えられない乳幼児の場合、目を激しくこすりつけたり、片目だけを固く閉じて激しく泣き続ける姿がシグナルとなります。子どもや赤ちゃんの目異物対処法で最も重要なのは、本人が目を擦るのを物理的に防ぐことです。大人が2人がかりで対応し、1人が子どもの両腕を優しく抑え(バスタオル等でおくるみ状に巻くのが効果的)、もう1人がスマホのライト等で眼球の表面を観察します。綿棒やピンセットを目の中に入れる行為は暴れた際の穿孔リスクがあるため厳禁であり、人工涙液で流れない場合は即座に小児対応が可能な眼科を受診してください。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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