小児の陥没呼吸はなぜ起きる?胸が凹む危険サインと救急受診の目安
小児の陥没呼吸はなぜ起きる?胸が凹む危険サインと救急受診の目安について徹底解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
厚生労働省の小児救急利用実態調査やSNS等のコミュニティでも、陥没呼吸をめぐるリアルな体験談が数多く報告されています。
「生後4ヶ月の息子が鼻風邪をひいており、夜間に服をめくるとみぞおちが激しく凹んでいた。熱は37度台だったが、胸のペコペコが気になり受診したところRSウイルスによる細気管支炎で即入院となった。医師から『あと数時間遅れたら危なかった』と言われ震えた」(30代母親の手記より)
「深夜2時に突然オットセイのような咳とともに息を吸い込むたびに鎖骨の上が深く窪んでいた。#8000に電話したところ『今すぐ夜間救急へ』と指示され、クループ症候群の吸入処置を受けて難を逃れた」(20代父親の体験談)
こうした現場の声からも明らかなように、乳幼児の呼吸が荒い場合の初期対処法としては、まず抱っこをして上半身を少し起こした姿勢(ファーラー位)を保ち、気道を確保することが有効です。横に寝かせたままだと内臓の圧迫で横隔膜の動きが制限され、さらに息苦しさが増します。加湿器等で湿度を保ちつつ、患児を刺激して過度に泣かせないよう静かに観察を続けます。