継国巌勝が鬼・黒死牟に堕ちた理由と最期|縁壱への嫉妬と笛の真相を解剖

継国巌勝が鬼・黒死牟に堕ちた理由と最期|縁壱への嫉妬と笛の真相を解剖の全体像を詳しく解説してご紹介します。

巌勝が編み出した「月の呼吸」は、元を正せば「日の呼吸を扱えなかった挫折」の産物でした。鬼殺隊に入隊した巌勝は、縁壱から直接日の呼吸の指導を受けます。しかし、他の隊士たちと同様に、どれほど努力しても日の呼吸そのものを体得することは敵いませんでした。そこで縁壱は各人の得手不得手に合わせて指導法を変え、その結果として巌勝が生み出した派生が「月の呼吸」だったのです。

鬼となった黒死牟は、自らの血肉から生成した刀と広範囲に無数の三日月状の刃をまき散らす血鬼術を融合させ、月の呼吸を恐るべき殺戮技へと昇華させました。その技の型は壱ノ型から拾陸ノ型まで存在し、全呼吸の中で最も多くの型を持ちます。これほどまでに型を増やし続けた背景には、永遠の時を武術の研鑽に費やすことでしか己の存在価値を証明できなかった彼の執念が透けて見えます。

また、鬼滅ファンの間で大きな衝撃を与えたのが、霞柱・時透無一郎が継国巌勝の直系の子孫であるという事実です。巌勝が人間時代に武家を捨てた際、残された妻子から脈々と血筋が受け継がれていました。無限城での決戦において、黒死牟は無一郎と対峙した瞬間に血の匂いから自らの子孫であることを看破します。自らの遺伝子を引く者が天才剣士として育っていたことに一瞬の矜持を見せる黒死牟でしたが、無一郎は「鬼の血を引く恥辱」としてこれを真っ向から拒絶し、自らの命を賭して先祖である黒死牟を討ち破る一撃を放ちました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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