お風呂200リットルはどれくらい?水位の目安と光熱費の真相を検証
お風呂200リットルはどれくらい?水位の目安と光熱費の真相を検証について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をお届けします。
光熱費の議論で頻繁に交わされるのが、「シャワーのみで済ませるのと浴槽にお湯を張るのはどちらが得か」という疑問です。シャワーとお風呂水道代比較の損益分岐点は、シャワーの使用時間と世帯人数によって数学的に確定します。
一般的なシャワーヘッドの吐水量は1分間に約10〜12リットルです。給湯温度を考慮した1分あたりのコストは約6.5円〜7.5円(都市ガス+水道)となります。
- 単身者の場合:シャワー使用時間が16分未満であればシャワーが安価。17分を超えると200Lのお湯張りコスト(約130円)を上回る。
- 2人世帯の場合:各自が10分ずつ(計20分・約220L)シャワーを使う時点で、お湯を張る方が安価。
- 3人以上世帯の場合:シャワーの合計時間が確実にお湯張りの消費量を凌駕するため、200Lの浴槽に全員が浸かる運用が圧倒的に経済的。
また、時間が経過して冷めた湯船の温度を復元する際、追い焚きと足し湯の比較においても明確な優劣が存在します。
浴槽内の湯を循環させて熱交換器で再加熱する「追い焚き」は、新たな水道代が発生せず、ガスエネルギーのみを消費します。一方、高温(60℃〜80℃)の熱湯を注ぎ足す「高温さし湯」は、水道代と加熱用ガス代が同時に発生します。冷え切った状態(30℃以下)でない限り、高効率給湯器による追い焚きの方が1回あたり約10円〜15円安価に抑えられます。