名古屋大学女子学生殺人事件の顔写真と動機|無期懲役の現在と真相

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裁判員裁判の最大の焦点となったのは、被告の刑事責任能力でした。弁護側は、大内が犯行当時「双極性障害(躁うつ病)」に罹患しており、さらに「自閉スペクトラム症(ASD)」などの発達障害の影響で善悪の判断能力や行動制御能力を著しく喪失していたとして、心神喪失による無罪、あるいは心神耗弱による大幅な減刑を求めました。

複数回にわたって実施された精神鑑定では、大内の人格特性について激しい対立が生じました。鑑定医の一部は精神障害の強い影響を指摘したものの、検察側は「凶器の事前準備、犯行後の隠蔽工作、証拠隠滅の計画的行動」を詳細に立証。最終的に裁判所は、障害の傾向は認めつつも「善悪を弁別し、自らの行動をコントロールする能力は完全に残されていた」として完全責任能力を認定しました。

法廷で傍聴人を凍りつかせたのは、証言台に立った大内の感情の起伏の乏しさでした。遺族に対して時折定型的な謝罪の言葉を口にする一方で、犯行の手順や被害者が絶命するまでの様子を問われると、まるで実験の経過報告をする研究者のように淡々と細部を語ったのです。ネット上の掲示板やSNSでは「知的好奇心の暴走」「現代のリアル・サイコパス」といった恐怖の声が飛び交い、反省の深まりを感じさせない態度に厳しい批判が集中しました。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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