熱中症で耳鳴りやめまいが起きたら危険?原因と今すぐ行う応急処置
熱中症で耳鳴りやめまいが起きたら危険?原因と今すぐ行う応急処置の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
Q1:熱中症の耳鳴りはどれくらい安静にすれば治まりますか?
A1:軽度の脱水や一時的な脳貧血が原因であれば、涼しい部屋で横になり、十分な水分・塩分を補給して深部体温が下がれば、通常は30分から1時間程度で耳鳴りは消失します。1時間を超えても音が鳴り止まない場合や、音が徐々に大きくなる場合は医療機関での点滴処置が必要です。
Q2:水分をたくさん飲んでいるのに耳鳴りが起きてしまうのはなぜですか?
A2:水やお茶だけを大量に摂取すると、血液中のナトリウム濃度が薄まり「自発的脱水」を引き起こすためです。体液バランスが崩れて血管内の浸透圧が保てなくなり、血圧低下や耳鳴りを誘発します。大量発汗時は必ず塩分を含んだ経口補水液やスポーツドリンクを選んでください。
Q3:耳鳴りと一緒に耳が詰まった感じ(耳閉感)がするのは危険ですか?
A3:非常に注意が必要です。脱水によって耳管(中耳と鼻をつなぐ管)周囲の組織が痩せて「耳管開放症」を起こしているか、あるいは内耳の内リンパ水腫(急性低音障害型感音難聴など)を発症している可能性があります。熱中症の回復後も耳閉感が取れない場合は、直ちに耳鼻咽喉科を受診してください。