目の周りの白いプツプツの正体は?稗粒腫・汗管腫の原因と除去治療
目の周りの白いプツプツの正体は?稗粒腫・汗管腫の原因と除去治療とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
目の周りの皮膚は、顔の他の部位に比べて約3分の1(わずか0.5ミリ前後)という薄さしかありません。そのため、角質の停滞や皮下組織の変化がダイレクトに目立ちやすい構造をしています。臨床現場で「目の周りに白いプツプツができた」と来院する患者の約8割以上が、以下のいずれかに該当します。
最も頻度の高い病変が稗粒腫(はいりゅうしゅ/ひりゅうしゅ)です。これは毛穴の奥や汗を出す管の先端に、古い角質(ケラチン)が袋状に溜まってできた直径1〜2ミリ程度の小さな良性腫瘍です。触ると硬い小さな粒のような感触があり、表面が白または黄白色に透けて見えるのが最大の特徴です。
一方、30代以降の女性に多く見られるのが汗管腫(かんかんしゅ)です。こちらはエクリン汗腺の細胞が増殖してできる良性腫瘍で、平らに盛り上がった肌色からやや黄褐色のブツブツが下まぶたを中心に多発します。稗粒腫が「角質の玉」であるのに対し、汗管腫は「真皮内の組織そのものの増殖」であるため、質感がやや柔らかく、皮膚と一体化して見える点が異なります。