赤ちゃんがミルクを吐くのはなぜ?病院へ行くべき危険な嘔吐サインを徹底解説
赤ちゃんがミルクを吐くのはなぜ?病院へ行くべき危険な嘔吐サインを徹底解説の疑問点について、最新情報を基に徹底解説します。
夜間や休日に吐き戻しが起きた際、保護者が最も苦悩するのは「今すぐ救急外来に行くべきか、朝まで待って一般診療で良いか」の判断です。臨床現場で用いられるトリアージ基準に基づき、具体的なアクションラインを提示します。
【即座に夜間救急・救急搬送を検討すべきレッドフラッグ】
以下の症状が1つでも該当する場合は、時間を置かずに救急外来を受診するか、緊急連絡を行ってください。
- 吐瀉物に濃い黄色・緑色(胆汁)や、明らかな血液・黒褐色の液体が混ざっている。
- 授乳のたびに毎回噴水のように激しく嘔吐し、水分を一切受け付けない。
- 激しく火が付いたように泣いた後、顔面蒼白になってぐったり眠り込む周期を繰り返す(腸重積症の疑い)。
- おしっこが半日以上出ていない、唇や皮膚が乾燥している、大泉門(頭の柔らかい部分)が凹んでいる(重度脱水)。
- 呼びかけに対する反応が極めて鈍く、視線が合わない、刺激しても泣き声が弱い。
【翌日の診療時間内に小児科を受診すべきケース】
- 吐く回数が1日に何度も重なるが、機嫌は保たれており、少量の母乳やミルクは飲めている。
- 微熱や軟便など、感染症の初期症状が見られるが活気はある。
- 直近1〜2週間の体重測定で、体重の増加が停滞している、または横ばいになっている。
【家庭で様子を見て良いケース】
授乳直後に少量タラっと吐いたものの、その後は機嫌が良く笑顔を見せ、普段通りに手足を動かして眠れている場合です。母子手帳の発育曲線のカーブに沿って体重が順調に伸びているのであれば、医学的な処置は必要ありません。判断に迷う夜間は、各都道府県の小児救急電話相談事業である「#8000(子ども医療電話相談)」へ電話し、小児科医や看護師のアドバイスを仰ぐのが確実です。