【完全版】褥瘡の看護計画はどう書く?Optp文例と最新評価を徹底解説

【完全版】褥瘡の看護計画はどう書く?Optp文例と最新評価を徹底解説とは一体何なのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

臨床現場でそのまま電子カルテや看護記録に展開できる、実践的な褥瘡看護計画OPTPの具体例を状態別に提示します。状況に合わせて適宜個別化して活用してください。

パターン1:【予防期】長期臥床・可動性低下に伴う褥瘡発生リスク状態

看護目標:入院期間中、新たな皮膚の発赤や損傷を発生させず、皮膚の清潔と健常なバリア機能を維持できる。

【観察計画(OP:Observation Plan)】
・好発部位(仙骨部、大転子部、踵骨部、肩甲骨部など)の皮膚状態(発赤、蒼白、熱感、硬結、浸軟)の観察
・ブレーデンスケール(知覚の認知、湿潤、活動性、可動性、栄養状態、摩擦とずれ)の定期的評価
・栄養摂取量、水分バランス、体重推移、血液データ(血清アルブミン値、総蛋白、TP、Hbなど)の確認
・失禁の有無、回数、おむつ内の湿潤環境および排泄物による汚染状況の把握
・使用中の寝具・車椅子クッションの適合状態と底付きの有無

【ケア計画(TP:Treatment Plan)】
・患者のリスクレベルに応じた高機能体圧分散マットレスの導入と圧設定の調整
・体位変換スケジュールの策定(30度側臥位を基本とし、骨突出部の直接圧迫を回避)
・背上げ時の背抜き・かかと抜きの徹底(ずれ力の解除)
・弱酸性洗浄剤を用いた愛護的な皮膚洗浄と、撥水性スキンケア用品(ワセリンや皮膚保護クリーム)の塗布
・おむつ交換時の過度な摩擦を避け、押し拭きによる愛護的な清拭

【教育計画(EP:Education Plan)】
・患者および家族に対し、同一体位の継続による褥瘡リスクと除圧の重要性を説明する
・自力での軽微な体位修正(除圧動作)が可能な場合は、定期的な荷重移動を指導する
・皮膚の痛みや違和感、しびれが生じた際は速やかにスタッフへ伝えるよう促す

パターン2:【治療期】仙骨部に深達度ステージII(浅い開放創)の褥瘡を認める状態

看護目標:創部の感染を予防し、肉芽形成と上皮化が促進され、DESIGN-R®合計スコアが減少する。

【観察計画(OP:Observation Plan)】
・DESIGN-R®を用いた創部評価(深さ、滲出液量、創サイズ、炎症・感染兆候、肉芽組織の性状、壊死組織、ポケットの有無)
・処置時および体位変換時の創部痛の程度(NRS・VASスケールによる数値化)
・創周囲皮膚の浸軟、接触性皮膚炎、二次感染兆候(熱感・腫脹・悪臭)の有無
・経口摂取量(必要エネルギー・タンパク質充足率)と補助栄養食品の摂取状況

【ケア計画(TP:Treatment Plan)】
・医師の指示に基づく創傷処置と外用薬の塗布(微温湯または生理食塩水による愛護的微細洗浄、水圧によるデブリードマン効果の意識)
・創部の湿潤環境を維持するための適切なドレッシング材(ハイドロコロイド、ポリウレタンフォーム等)の選択と貼付
・創部への直接圧迫を100%回避するポジショニングピローの配置と圧抜き動作の徹底
・NST(栄養サポートチーム)や褥瘡対策チームと連携した高タンパク・高エネルギー・亜鉛補給メニューの調整

【教育計画(EP:Education Plan)】
・創部を触らないよう患者に説明し、掻痒感がある場合はクーリング等の代替ケアを案内する
・治癒促進に向けた高タンパク食摂取の意義を患者・家族にわかりやすく解説する

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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