お風呂の排水溝つまり・臭いを完全撃退!プロ直伝の簡単掃除術
お風呂の排水溝つまり・臭いを完全撃退!プロ直伝の簡単掃除術の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
お風呂の排水溝掃除をいくら行ってもトラブルが再発する場合、まずは排水ユニット内部の構造を正しく把握することが解決への最短ルートとなります。浴室の排水口は、単なる一本の管ではなく、臭気や害虫の侵入を防ぐ巧妙な構造設計が施されています。
一般家庭の浴室排水溝は、主に以下の多重構造で成り立っています。
- 目皿(フタ):大きなゴミや固形物の落下を防ぐ表面カバー
- ヘアキャッチャー(受け皿):髪の毛や大きなホコリをキャッチする網状パーツ
- 封水筒(筒状パーツ):水を一定量溜めるための円筒部品
- 排水ピース・トラップワン(椀):封水筒の上に被さり、空気の遮断弁となる椀型パーツ
- 排水トラップ本体(排水口基部):常時水を蓄え(封水)、下水配管からの悪臭上昇を遮断する水溜まり部
悪臭が上がってくる最大の原因は、この排水トラップの機能不全です。トラップワンが正しくセットされていなかったり、長期間水を使わずに封水が蒸発(破封)したりすると、下水本管の腐敗臭がダイレクトに浴室へ逆流します。また、各パーツの隙間に蓄積した汚れ自体が腐敗し、異臭を放つケースも珍しくありません。
一方、水の流れを遮る頑固なつまりの正体は、お風呂の排水溝に溜まる髪の毛とヘドロの結合体です。人間の頭髪は1日におよそ50〜100本抜けるといわれており、そこに弱酸性の皮脂汚れと、弱アルカリ性の石鹸カス・シャンプーかすが幾層にも絡み合います。さらにそこに雑菌やカビが繁殖してバイオフィルム(生体膜)を形成し、配管の内壁に黒くドロドロとした粘着ヘドロとして強固に固着するのです。