なぜ愛車ばかり狙われる?車に鳥のフンがよく落とされる理由と科学的対策

なぜ愛車ばかり狙われる?車に鳥のフンがよく落とされる理由と科学的対策について押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。

「車の色によって鳥のフンが落ちやすくなるのか」という議論は、長年ドライバーの間で都市伝説のように語られてきました。しかし、イギリスの大手カー用品チェーンによる大規模な追跡調査や色彩生理学の研究によって、ボディカラーと被害率の間に無視できない相関関係があることが判明しています。

調査統計によると、最も被害を受けやすいカラーの上位には赤色(約18%)と青色(約14%)がランクインしています。これに対して、緑色(約1%)やシルバーなどの落ち着いた中間色は被害率が極めて低い数値を示しました。

青色や赤色の車が鳥に狙われやすい理由は、鳥類が持つ特殊な視覚システムにあります。人間が赤・緑・青の3色を感じる「3色型色覚」であるのに対し、鳥類は近紫外線まで知覚できる「4色型色覚」を備えています。鳥にとって赤色は熟した果実や獲物を想起させる強い誘因色であり、青色は空や広大な水面を連想させる波長です。青いルーフが上空から水辺のように認識され、安心して排泄に至るというメカニズムが指摘されています。

また、黒や濃紺などのダークカラーは周囲の景色を鏡のように鮮明に映し出します。これにより、サイドミラーへの威嚇行動と縄張り意識が刺激され、ミラーの縁やドアノブ周辺に集中的にフンを落とされる被害が頻発します。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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