トマトの実に穴が空く原因は?無農薬で守る2026最新の虫対策
トマトの実に穴が空く原因は?無農薬で守る2026最新の虫対策について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。
収穫間近の青い実や赤らみ始めた果実に、まるでドリルで穴を開けたような痕跡が見つかった場合、その正体の9割以上はオオタバコガの幼虫です。この害虫は成長期にトマトの実へと潜り込み、内側から果肉を食い荒らします。一度実の中に侵入されてしまうと外からの散布液が届かず、内部で腐敗が進んで果実が落下する深刻な被害をもたらします。
オオタバコガの駆除方法は、何よりも「実に入られる前の発見」が分かれ道。成虫は夜間に飛来して葉やガクの周辺に直径0.5ミリほどの小さな卵を1粒ずつ産み付けます。花房の周辺や新芽をこまめに観察し、白から茶色に変化する卵や孵化したばかりの小さな幼虫を見つけたら、ガムテープや手袋越しにすぐさま捕殺するのが基本です。
もしすでに実に穴があいてしまったら、その果実の内部には高確率で幼虫が潜んでいます。放置すると周囲の健全な実へと次々に移動して穴を開け続けるため、被害に遭った実は迷わず摘み取って密閉袋に入れ処分してください。穴の中に幼虫が残っていないか確認し、株全体の花房周辺を再点検することが被害拡大を食い止める唯一の手段です。