道の駅藍ランドうだつ徹底取材|歴史と美味が交差する美馬の拠点
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徳島県美馬市脇町の吉野川河畔に位置する「道の駅 藍ランドうだつ」は、江戸から明治期にかけて藍商人たちが築き上げた富の象徴、脇町南町伝統的建造物群保存地区のメインゲートとして年間を通じて多くの旅行者を迎えています。来訪者がまず驚かされるのは、道の駅の敷地から連絡スロープを上がると、瞬時に江戸情緒漂う別世界へと接続されるシームレスな動線設計です。
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町並み保存地区には、約430メートルの通り沿いに本瓦葺き・大壁造りの町家が立ち並び、各家屋の屋根の両端には豪壮な「うだつ(卯建)」が高々と掲げられています。このうだつは本来、隣家からの延焼を防ぐ防火壁でしたが、多額の建築費がかかることから次第に富と格式を誇示する装飾へと変化しました。「うだつが上がらない」という慣用句の語源となったこの建築美を間近で体感できる場所として、うだつの町並み観光における拠点価値は年々高まっています。
特に町並みの中核をなす吉田家住宅のうだつと広大な屋敷構えは必見です。寛政4年(1792年)創業の藍商「佐直」の屋敷であり、約600坪の敷地内に主屋、質蔵、藍蔵など主用5棟が往時の姿のまま現存しています。道の駅に車を停め、この圧倒的な歴史空間へとストレスなく歩を進められる設計こそが、多くのツーリストに支持される最大の理由となっています。