うな丼とうな重の決定的な違いとは?松竹梅の真相と損しない選び方
うな丼とうな重の決定的な違いとは?松竹梅の真相と損しない選び方の真相について、最新情報を詳しくお届けします。
お品書きに並ぶ「松・竹・梅」あるいは「並・上・特上」という表記を目にすると、どうしても「松=極上肉」「梅=低品質」という等級差を連想しがちです。しかし、鰻料理におけるうな重ランク付けの真相まとめを一言で表すなら、こちらも「純粋なボリュームと使用部位の違い」に尽きます。
多くの店舗では、以下のような基準でランク付けが行われています。
- 梅(または並):鰻約半身〜4分の3匹を使用。ご飯が見えるスペースがやや多く、軽食向き。
- 竹(または上):鰻丸ごと1匹を使用。重箱一面に蒲焼きが敷き詰められた標準的な黄金比。
- 松(または特上):鰻1.25〜1.5匹、あるいは大型の太物鰻を使用。場合によってはご飯の間にも蒲焼きが挟まる「中入れ(二段重)」仕様。
なお、老舗店によっては「お客様が見栄を張らずに一番安いものを頼めるように」という配慮から、最も価格の低いものを「松」、高額なものを「梅」とあえて逆転させている名店も存在します。文字の格式に惑わされず、純粋なグラム数で選ぶのが賢明です。
また、うな重を頼むと決まって添えられるのが「肝吸い」です。これに対してうな丼には一般的な赤出汁や味噌汁が付くことが多いのはなぜでしょうか。ここにはうな重肝吸い付きの理由として、調理現場の合理的な理由と味覚設計が存在します。
鰻は1匹から1つしか肝(内臓)が取れません。1匹丸ごとを使用するうな重を調理する際、必ず対となる新鮮な肝が手に入ります。濃厚なタレと豊かな脂を蓄えた蒲焼きを食べ進める中で、鰹や昆布の淡麗な一番出汁に三つ葉や柚子を添えた肝吸いを口に含むことで、舌の脂っぽさをリセットし、最後の一口まで蒲焼きの旨味を鮮烈に味わい続けることができるのです。