残クレの走行距離超過で大損?精算金の相場と回避の裏技を徹底解説

残クレの走行距離超過で大損?精算金の相場と回避の裏技を徹底解説とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

「残クレで距離をオーバーするととんでもない追徴金を請求される」という言説がネット上で後を絶ちません。しかし、各大手自動車メーカー系ファイナンスが設定している残クレ1kmあたりペナルティの公式基準を精査すると、過度な不安の多くは数字の誤解から生じている実態が浮き彫りになります。

国内主要ディーラーにおける残クレ超過精算の相場は、一般的に1kmあたり5円から10円(輸入車では15円程度)です。仮に5年(60カ月)プランでトータル1万kmの大幅な超過が発生したケースを想定してみます。1kmあたり5円の契約であれば追加請求額は5万円、10円の契約であっても10万円の精算にとどまります。新車の車両価格が300万〜500万円に達する現在、この金額をもって「人生が狂うほどの大損」と呼ぶのは客観的なデータからかけ離れた表現です。

では、なぜSNSや掲示板などで「返却時に30万円以上の追徴金を払わされた」という悲鳴が上がるのでしょうか。中古車査定士の取材によると、その主因は走行距離そのものではなく、内外装の傷やヘコミ、修復歴に伴う残価設定クレジット査定減点の合算にあります。自動車公正取引協議会および日本自動車査定協会の基準に沿って行われる最終査定では、走行距離オーバー費用に加えて、バンパーの擦り傷やシートの汚れ、タバコ臭などが点数化されて減額されます。これらが積み重なった結果生じた高額な残クレ返却時追加料金を、ユーザーが「走行距離のペナルティだけで大損した」と錯覚して発信してしまう構図が定着しています。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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