高齢の愛犬が小刻みに震える原因は?危険な病気サインと正しい対処法
高齢の愛犬が小刻みに震える原因は?危険な病気サインと正しい対処法の詳細について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
日中は穏やかに過ごしているにもかかわらず、深夜や明け方になると決まって震え出す現象には、特有の背景が存在します。老犬夜中に震える理由として最も多いのは、自律神経の乱れと室温低下の複合要因ですが、シニア期特有の神経変性疾患も見逃せません。
代表的な要因が犬認知症初期症状震えです。脳の神経細胞が変性する認知機能不全症候群を発症すると、時間や場所の認識が失われる「見当識障害」が生じます。夜間、飼い主が就寝して部屋が暗くなると、自分がどこにいるのか分からなくなり、極度の不安と恐怖からパニック状態に陥って全身を震わせます。この震えは、夜鳴き、狭い隙間に入り込んで後退できなくなる行動、部屋の中を同じ方向にグルグル回り続ける旋回運動と連動して現れるのが特徴です。
さらに、変形性関節症を抱える高齢犬の場合、夜間の気温低下によって筋肉や関節が冷えて硬直化し、横になっている姿勢そのものが激痛を引き起こしているケースも多々あります。「夜中に何度も寝返りを打つ」「寝床から起き上がれずに震えている」といった様子が見られる場合は、関節炎の夜間悪化を疑うべきです。