桑田佳祐と原由子、半世紀の絆と現在|闘病を支えた愛と息子の歩み
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順風満帆に見えた2人の歩みの中で、最大の危機となったのが2010年7月の桑田佳祐の食道がん公表でした。初期段階での発見だったとはいえ、歌手にとって命ともいえる声帯に近い食道の手術は、復帰への不安と恐怖が伴う過酷な試練でした。
この過酷な闘病生活を誰よりも近くで支え抜いたのが原由子です。原は医師との綿密な連携や日々の栄養管理、術後のリハビリメニューのサポートに至るまで、献身的に夫をケアし続けました。精神的に落ち込みがちになる桑田に対し、普段と変わらぬ穏やかな笑顔で接し続けたことが、最大の心の支えになったと桑田自身も語っています。
原の深い愛情とサポートが実を結び、手術は見事に成功。同年大晦日の『NHK紅白歌合戦』で奇跡のステージ復帰を果たした際、桑田が真っ先に伝えた感謝の相手もまた、妻・原由子でした。この闘病経験を通じて、2人の絆はより一層強固なものとなりました。