急に子供が欲しくなる心理の正体とは?男女の本音と夫婦の温度差を解剖

急に子供が欲しくなる心理の正体とは?男女の本音と夫婦の温度差を解剖とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

子供を望む衝動は、既婚カップルの第1子検討時だけに生じるものではありません。独身者が抱くケースや、すでに1人育てている親が2人目を切望するケースにも固有の力学が働いています。

パートナーの有無にかかわらず、独身者が「子供だけは欲しい」と強く願う背景には、実存的な孤独の解消と愛着対象の希求があります。仕事で相応の実績を残し、経済的な自立を果たした30代後半のビジネスパーソンほど、「何のために働き、誰のために生きているのか」という虚無感に直面しやすい傾向があります。心理学者エリクソンが提唱した「ジェネラティビティ(次世代育成に関わる欲求)」は、成熟した大人が自身の関心を自己から次世代へと向けようとする自然な成熟プロセスです。自分を絶対的に必要としてくれる存在を欲することは、心の防衛反応ともいえます。

一方、「2人目が欲しい心理」には、第1子への愛情から生じるきょうだいコンプレックスの解消や、育児のやり直し欲求が混在します。「一人っ子だと将来親を看取る際に負担が重すぎるのではないか」「きょうだいで遊ぶ姿を見たい」という愛情深い配慮がある半面、「1人目でキャリアとの両立に失敗した悔しさを取り戻したい」というリベンジ心理が潜んでいるケースも少なくありません。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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