ポロとラルフローレン違いの真相!別ブランドの罠と格付けロゴを徹底検証
今注目を集めている ポロとラルフローレン違いの真相!別ブランドの罠と格付けロゴを徹底検証について、詳しいまとめをご紹介しています。
他社ブランドとの違いを理解した上で、次に知るべきは「ラルフローレン社自身の内部にある格付けランク(階層構造)」です。一言にラルフローレンと言っても、百貨店の外商顧客が買い求める超高級仕立て服から、若年層が古着で熱狂するカジュアルラインまで多岐にわたるレーベルが存在します。
現在展開されている主要ラインのヒエラルキーを上流から順に解剖します。
1. ラルフ ローレン パープル レーベル(Ralph Lauren Purple Label)
ブランドピラミッドの頂点に君臨するメンズの最高峰コレクション。タグが紫地に銀文字(または白文字)であることから命名されています。テーラードスーツはイタリアの最高級工房で職人の手縫いによって仕立てられ、スーツ1着で50万円〜100万円超、レザージャケットなら百数十万円に達します。富裕層やエグゼクティブを対象としており、胸に大きなポニー刺繍を主張することは基本的になく、最高峰のファブリックとシルエットだけで圧倒的なオーラを放ちます。
2. ラルフ ローレン コレクション(Ralph Lauren Collection)
ウィメンズにおける最高峰ファーストライン。紫色のタグ、もしくはプラチナカラーのタグが用いられ、パリやニューヨークのランウェイで発表されるオートクチュール精神を宿したドレスやプレタポルテが並びます。
3. ダブルアールエル(RRL)
1993年、ヴィンテージコレクターとしても名高いラルフ・ローレン氏自身が「本物のアメリカンワークウェアを作りたい」という情熱から立ち上げたこだわりのライン。コロラド州に所有する自身の牧場「RRLランチ」から名付けられました。セルビッジデニム、ウエスタンシャツ、軍モノの復刻など、徹底したエイジング加工とヴィンテージディテールが施され、世界中のアメカジ愛好家やコレクターからカルト的な支持を集めています。
4. ポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)
同社の代名詞であり、世界で最も流通している基幹レーベル。青地に黄色(または白)の文字タグがトレードマークです。オックスフォードシャツ、ケーブルニット、チノパン、そしてポロシャツなど、現代の「アイビー・プレッピースタイル」を定義づけた名作が揃います。20代からシニアまで幅広い支持を集め、ブランド全体の売上の大半を支える中核です。
5. ローレン ラルフ ローレン(Lauren Ralph Lauren)
ウィメンズ向けに展開される、エレガントで洗練されたコンテンポラリーライン。手の届きやすいラグジュアリーとして、百貨店や専門モールを中心にオフィスカジュアルやドレスを展開しています。
かつて存在した「ポロ ジーンズ(Polo Jeans Co.)」や「チャップス(CHAPS)」、「ラグビー(RUGBY)」などは、ブランド価値の再定義や直営化戦略の一環として統廃合やライセンス終了を迎えました。現在、ラルフローレン社はブランド価値の希薄化を防ぐため、高級路線(ラグジュアリー)と中核のポロラインへのリブランディングを強力に推進しています。