カロリーと体重は関係ない?従来のダイエットが失敗する真の理由

カロリーと体重は関係ない?従来のダイエットが失敗する真の理由について詳しく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

そもそも、食品の「カロリー」という概念は19世紀末に熱量計(ボム・カロリメーター)の中で食品を燃やし、その熱量を測定した実験に由来する。しかし、人間の身体は単純な試験管でも金属の炉でもない。複雑な代謝とホルモンが巡る生体システムである。

極端なカロリー制限を行うと、脳はこれを「飢餓危機」と察知する。すると基礎代謝を劇的に低下させ、エネルギー消費を抑え込む「省エネモード」へと切り替わるのだ。同時に、食欲を刺激するホルモンであるグレリンの分泌が急増する。これが、我慢に依存する過度な食事制限が必ずリバウンドに終わる生理学的な理由だ。従来の栄養学が前提としてきた熱量理論は、生体が備える防衛本能を完全に無視していたと言わざるを得ない。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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