伝説のそごう心斎橋からParcoへ!名建築の遺伝子と最新再開発
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そごう心斎橋店を語る上で欠かせないのが、日本近代建築界の巨匠・村野藤吾の存在だ。1935年に完成した旧本店ビルは、優美な曲線とガラスブロックを巧みに配した外観で知られ、日本の百貨店建築における最高峰と称えられた。
戦前の都市空間において、村野が提示した意匠はまさに昭和モダン建築・都市計画の哲学そのものだった。重厚でありながらどこか軽やかで、訪れる人々を温かく包み込むようなエントランスや階段の造形美。単なる商業施設を超えて、都市空間そのものに美的な息吹を吹き込んだその功績は、建築史に今も燦然と輝いている。